ILAカンファレンス2002 ブレイクアウトセッション16
「情報技術の体系化に対する試み−情報技術学習相関図」
ILA 運営委員
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究専任講師
土本 康生
学習者が自分の目標としている技術を取得したい時に何から勉強して良いのか分からないことが多いのは、情報技術の学問領域が体系化されていないからと言えます。ですから、民間教育機関のようなところでは場当たり的な学習が進められています。そのような状態になっているのは、情報技術は他の学問分野に比べて歴史が浅いところに理由が在りそうです。そこで、今回は情報技術の学問領域の体系化を試みてみます。
まず、学習分野を中心に体系化を試みます。情報技術の中で細分化された各学習分野における体系化は個別に進んでいることを前提として、分野間にどのようなつながりがあるのか図示してみました (図1)。自分が学習したい三分野を円に内接する三角形の三隅を利用して表します。そうしましたら、その三分野に関連する学習項目を記します。これにより分野間に関連する項目で最もレベルの高い項目が中心にくるように記述できます。こうすると、一番中心にくる項目が最初の3つの項目に関連する学習項目の中でもっとも難しい項目だと認識でき、何を学習していけば良いのかを明らかにできそうです。
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究専任講師
土本 康生

まず、学習分野を中心に体系化を試みます。情報技術の中で細分化された各学習分野における体系化は個別に進んでいることを前提として、分野間にどのようなつながりがあるのか図示してみました (図1)。自分が学習したい三分野を円に内接する三角形の三隅を利用して表します。そうしましたら、その三分野に関連する学習項目を記します。これにより分野間に関連する項目で最もレベルの高い項目が中心にくるように記述できます。こうすると、一番中心にくる項目が最初の3つの項目に関連する学習項目の中でもっとも難しい項目だと認識でき、何を学習していけば良いのかを明らかにできそうです。

次に、学習者の目標に注目し体系化を試みます。図2に表示されているように、図の上部に最終的な目標を据え、その目標を達成するのに必要な学習分野をエリアに分けて示す事にします。また、目標を達成するために、それぞれの分野で学習しなければならない項目をそれぞれのエリアに配置する事で、学習者が学習しなければならない項目を具体的に示してみました。

今後は、学習項目の関連づけをコンピュータで表現できる形にすることで、こうしたマッピングを動的に作成するような仕組みを開発しようと考えています。
